国政絡めて最後の訴え 関心高い?期日前投票増える[2017/07/01 17:34]

 東京都議会議員選挙は2日が投票日です。自民党の安倍総裁は期間中に初めて街頭演説を行い、都民ファーストの会の小池代表は八丈島への便が欠航になり、急きょ別の場所で演説を行うなど各党の党首や幹部が最後の訴えを続けています。

 自民党・安倍総裁:「古いか新しいかではありません。仕事ができるかできないかを問わなければなりません。まだまだ厳しい状況でありますが、この逆風のなかでもしっかり私たちは愚直に政策を述べ続け、何としても勝ち抜いて参ります」
 公明党・山口代表:「誰が議員報酬減らしたんですか、誰が高校生の(授業料)無償化をやったんですか、小池知事とこれらをやったのは都議会公明党しかないではありませんか」
 共産党・志位委員長:「今度の選挙では皆さんに訴えたいんです。今度ばかりは安倍政権を懲らしめる一票はどうか、こぞって日本共産党に託して下さい」
 民進党・蓮舫代表:「総理や総理夫人のお友達だけを見ている政治はもうやめたほうがいい。民進党を国政でも都政でもどうかお支え頂きたい」
 都民ファーストの会・小池代表:「私が進めてきた東京大改革をさらに後押しする。場合によっては中身によっては、私を引っ張る新しい都議会が生まれてくる、皆さんの一票一票でしかそれを実現できない」
 東京・生活者ネットワーク、西崎共同代表:「一票が都政を都議会を変えていけるのです。改革の一票を生活者ネットワークに託して下さい」
 日本維新の会・松井代表:「汗水垂らして働いて納税してくれてる。少しでもそのお金を民間の皆さんのサービスに変えていこう、返していこう」
 東京都選挙管理委員会によりますと、先月30日までに期日前投票を済ませた人は98万9000人余りで、4年前の前回の都議選に比べて約1.6倍と関心の高さがうかがえます。2日の投票は午後8時に締め切られ、即日に開票されます。午後11時までには大勢が判明するとみられます。

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