九州豪雨 熊本・南小国町では一時、4地区が孤立[2017/07/06 11:50]

 熊本県東部の南小国町では土砂崩れが発生して道路が寸断され、7世帯29人が孤立しています。

 (田中杜旺アナウンサー報告)
 南小国町の満願寺という温泉街です。小康状態にあった雨はまた強まったり弱まったりを繰り返しています。南小国町では降り始めからの雨量が280ミリを超えるなど雨が降り続き、この川に架かっていた橋は壊れ、道路が冠水するなど被害が出ました。ペンションでは裏山の土砂が崩れ、台所だった場所は土砂に覆われました。幸い、けがをした人はいませんでしたが、オーナーの戸田さんは「午前1時ごろにドーン、バリバリっという音がして、気が付いたらこうなっていた。30年以上住んでいるが、こんな雨は初めて」と話していました。南小国町では崩れた土砂で道路が寸断され、一時、4つの地区が孤立しました。今も1地区7世帯29人が孤立状態にあります。住民の無事は確認されているということです。この後も局地的に非常に激しい雨が降り、大雨が続く恐れがあるので、土砂災害などに警戒が必要です。

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