福岡・東峰村で170世帯孤立 3人行方不明 九州豪雨[2017/07/07 11:46]

 2つの地区の170世帯が孤立し、救出活動が行われている福岡県東峰村から報告です。

 (河村聡記者報告)
 福岡県東峰村では宝珠山地区で70世帯、小石原鼓地区で100世帯、計170世帯が現在、孤立しています。さらに、行方不明者は3人になるということです。見渡す限り一面に非常に激しい被害が確認できます。住宅が立ち並ぶ所にも、10メートルを超すような大きな流木が押し寄せています。そして、その前では現在、自衛隊による活動が進められています。自衛隊は7日午前6時ごろから、約250人態勢で作業を行っていますが、大きな流木の影響や地面が非常にぬかるんでいることもあり、なかなか作業が思うように進んでいないという状況です。大規模な土砂崩れの現場には元々、小学校の校舎を利用した宿泊施設があったということです。グラウンドがあった場所には、3メートルを超すような大きな岩がいくつも転がっています。この奥にいるとみられている3人の行方不明者を捜して今も救助活動が行われています。

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