ビットコイン事件で弁護側反論「横領当たらない」[2017/07/11 17:19]

 仮想通貨「ビットコイン」の取引所の社長の男が無罪を主張しました。

 マルク・カルプレス被告(32)は、ビットコインの代金として客から預かった約3億4000万円を横領した罪などに問われています。11日の初公判で、カルプレス被告は「不正にお金を使ったことはない」と無罪を主張しました。検察側は、冒頭陳述で「顧客からの預かり金と会社の資金が分別管理されていなかった」と指摘しました。一方、弁護側はカルプレス被告が横領したとする金について、「所有権は顧客ではなく会社に帰属している」として横領にあたらないと主張しました。

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