大分の牡蠣「ひがた美人」復活へ 養殖場の流木撤去[2017/07/17 11:49]

 九州豪雨で大量の木が流れ着いた大分県中津市では、ブランド牡蠣(かき)の養殖場で17日から本格的な流木の撤去作業が始まりました。

 中津市の小祝漁港では、今回の豪雨で特産品のブランド牡蠣「ひがた美人」の養殖施設に大量の流木が流れ着きました。また、土砂も流れ込んでいて、施設の6割が使用できない状態です。漁協の組合員など25人が4隻の船で流木を積み込み、陸まで運びました。流木の影響で、2センチほどに成長した稚貝を沖合の施設に移す作業が遅れています。作業は19日までの予定です。その後、土砂の撤去に取り掛かりますが、1メートルほど堆積していて、復旧にはしばらく掛かる見込みです。

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