荒川水系の取水制限20%へ 雨少ない状態続く見込み[2017/07/20 17:02]

 19日に関東地方で梅雨明けし、今後、まとまった雨が期待できないことなどから、荒川水系で続く取水制限が21日、10%から20%に引き上げられることになりました。

 東京都と埼玉県に水を供給する荒川水系の4つのダムでは貯水量が過去最低で、20日午前0時現在で合計が4529万立方メートルと平年の63%にとどまっています。国土交通省関東地方整備局によりますと、5日から続く荒川水系の農業用水と水道水の取水制限が21日、10%から20%に引き上げられます。1月以降、雨の少ない日が続いたうえ、今後1週間程度は雨の少ない状態が続く見込みのためだということです。特に埼玉県秩父市の二瀬ダムの貯水率も平年の3割ほどとなっていて、国交省はまだ一般家庭に影響はないものの、引き続き節水への協力を呼び掛けていくとしています。

こちらも読まれています