無差別殺傷を想定し訓練 初めて公道を規制 浅草[2017/07/21 07:07]

 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、東京・浅草で無差別殺傷事件の発生を想定した訓練が行われました。

 訓練は、オリンピック期間中に関連施設近くで男が人混みに車で突っ込んで通行人に拳銃を発砲し、10人を死傷させたうえ、人質を取って立てこもるという想定で行われました。訓練には警視庁の警察官ら約500人が参加し、大規模な訓練では初めて公道を規制して行われました。参加した警察官らは、初動捜査の態勢から犯人確保までの流れやけが人らの安全を確保する動きを確認していました。上原智明刑事総務課長は「今回の訓練の課題や問題点を抽出し、3年後を見据えてさらなる対処能力の向上に努めたい」と話しています。

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