110番通報からの初動捜査競う大会 警視庁[2017/08/01 23:29]

 110番通報を受けてから現場の警察官に無線でいかに的確な指示を出して素早い初動捜査を行えるかを競う大会が、警視庁で行われました。

 大会では、警視庁管内の予選を勝ち抜いた2人1組の10チームが、手渡し型の振り込め詐欺が発生したという想定で通信指令などの技術を競いました。警察署で通報を受けた担当者役が現場の警察官役に無線を使って指令を出し、被害者役から犯人逮捕に結び付く情報を得て初動捜査を指示します。ベテランの審査員が無線で的確な指示ができているかや、現場で必要な情報を聞き出しているかなどを厳しく審査しました。上位のチームは、10月に行われる全国大会に出場します。星野英彦地域部長は、「通信指令や無線は警察活動の要です。都民・国民の安心安全を守るために技能を磨いてほしい」とあいさつしました。

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