絶景!山肌をすべりおり…寒暖差がもたらす「滝雲」[2017/09/28 17:08]

 秋になると出現しやすくなる「滝雲」という自然現象を捉えた映像がニュース投稿アプリ「みんながカメラマン」に届きました。

 鮮やかな朝焼けのなか、雲海が山肌をまるで滝のように流れ落ちていきます。これは新潟県魚沼市の枝折峠で撮影された滝雲という現象で、一日の寒暖差が大きくなる秋によく発生します。
 気象予報士・松葉三佳さん:「この時期は晴れれば放射冷却で地表の温度が下がりますので、湿った空気が冷やされることで雲が多く発生します。その雲が盆地にたまって弱い風に流されることで山肌をすべりおりて、この滝雲という現象が起こると考えられます」
 魚沼市観光協会によりますと、前日に雨が降ってよく晴れた早朝ほど発生しやすく、11月ごろにかけて見ることができるということです。

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