調布市の小型機墜落事故 都が周辺の住民らに謝罪[2017/11/22 08:02]

 おととし7月、東京の調布飛行場を離陸した小型機が住宅街に墜落した事故について、都が当時の管理体制を見直す必要があったとして周辺の住民らに謝罪しました。

 都は21日に東京・調布市内で説明会を開き、小型機についての追加調査の結果、複数のフライトで禁止されている遊覧飛行の疑いがあったことを明らかにしました。そのうえで、こうした状況を見抜けなかった体制を見直す必要があったとして謝罪の言葉を述べました。今後、嘘の届け出で飛行できないよう手続きを厳しくし、搭乗者も制限するということです。また、調布飛行場にある自家用機の一部を大島空港に移転させていく計画を明らかにしました。しかし、周辺住民からは「いつ飛行機が自分の家に落ちてくるか不安だ」「命を軽々と扱っているのではないか」などの厳しい意見が相次ぎました。

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