栃木・男体山に初の噴火予報「静穏な状況」[2017/12/05 19:10]

 今年6月に新たに活火山として選定された栃木県の男体山について観測の準備が整い、5日に初めて「静穏な状況」という噴火予報が出されました。

 国内の活火山の数はこれまで110でしたが、今年6月に新たに男体山が加わり、111となりました。観測の準備などが整ったことから、5日に初めて噴火予報が出されました。今のところ、火山活動に特段の変化はなく、噴火の兆候はありません。気象庁によりますと、男体山には専用の地震計などは設置されていないものの、監視カメラが置かれています。また、10キロほど離れた所には24時間観測が必要とされる常時観測火山の日光白根山があり、その観測機器などである程度の兆候は常時つかめるということです。

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