豊洲市場で初の習熟訓練 卸業者など約3000人が参加[2018/01/24 15:01]

 10月に築地からの移転が決まった豊洲市場で、水産物を取り扱う業者の習熟訓練が初めて行われました。

 訓練には、豊洲市場でマグロなどの水産物を取り扱うことになる卸や仲卸などの業者ら約3000人が参加しました。仕入れのルートを実際に移動したり、各店舗ではすでに設置している冷蔵庫などの設備の使い勝手を確認しました。豊洲市場でこうした大規模な習熟訓練が行われるのは初めてです。
 築地市場協会・伊藤裕康会長:「設備と設計の中身をいち早くつかんで十分に利用していくことが一番、大事だと思っています」
 業界団体は10月11日の開場日までに、ターレと呼ばれる運搬用の小型車両を実際に使う訓練なども行うことにしています。

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