豊洲市場の10月“開場”向け…業界団体が都に要望[2018/02/05 23:32]

 豊洲市場の開場に向けた東京都と市場業者との協議会で、買い付け業者の団体からは買い付け業者のための時間貸し駐車場が必要だとの意見が出されました。

 東京・築地市場では、5日午後から都と市場業者の協議会が開催されました。10月の開場に向け、都の担当者がこれまでの状況や今後の取り組みについて説明をした後、それぞれの業界団体から都に対する要望が出されました。買い付け業者の団体からは、現状では豊洲市場に業者が買い付けるための数百台の車を着けられない状況だと指摘し、時間貸しの駐車場の必要性を訴えました。また、市場関係者に対しても、市場でものを買う業者のことも考えた対応を取ってほしいと呼び掛けました。これに対し、都は市場内の駐車時間の分散や民間から土地を借り受け、暫定的に駐車場を確保するなどの調整を進めているとしています。

こちらも読まれています