草津白根山の噴出物　御嶽山噴火の10分の1程度[2018/02/06 09:36]

　先月23日に噴火した群馬県の草津白根山の噴出物の量は、御嶽山の噴火の10分の1程度だったことが分かりました。

　5日、草津町で黒岩町長や気象庁の職員らが参加し、草津白根山の噴火に関する協議会が開かれました。このなかで、気象庁から今回の本白根山の噴火は火山灰などの噴出物の量が約4万トンで、4年前の御嶽山の噴火の10分の1程度だったとの調査結果が報告されました。これまで草津白根山の噴火警戒レベルは湯釜の火口について設定されていて、本白根山は対象になっていませんでしたが、気象庁は今後、本白根山についても個別に噴火警戒レベルを設定するために地元自治体と協議していく方針を示しました。