レスリングパワハラ問題 内閣府も聞き取り調査要請[2018/03/06 05:54]

 女子レスリングの伊調馨選手にレスリング協会幹部がパワハラを行っていると告発があった問題で、内閣府が関係者に聞き取り調査を要請していることが分かりました。

 この問題では、日本レスリング協会の栄和人強化本部長が伊調選手や元コーチにパワハラを行っていると弁護士が1月に内閣府に告発をしています。弁護士によりますと、5日夜、内閣府の担当者から連絡があって弁護士のほか、告発に関わったレスリング関係者2人から直接、話を聞きたいと打診があったということです。弁護士は、調査に応じるとしたうえで「内閣府は事実を明らかにし、アスリートが努力すれば報われる制度を確立してほしい」と話しています。一方、レスリング協会は6日、倫理委員会を開いて事実調査に向けた今後の方針などについて話し合うことにしています。

こちらも読まれています