噴煙は上空2800メートル 新燃岳で爆発的噴火が多発[2018/03/07 05:56]

 宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島山の新燃岳では、6日午後から7日未明まで爆発的噴火が繰り返し発生しています。

 気象庁によりますと、新燃岳で爆発的噴火が観測されたのは2011年以来、7年ぶりです。爆発的噴火は7日未明まで断続的に発生していて、噴煙は火口から最大で上空2800メートルにまで上がっています。また、6日午後10時1分の噴火では、火口から400メートルの地点に弾道を描いて飛ぶ大きな噴石が確認されたということです。気象庁は噴火警戒レベル3を継続し、火口からおおむね3キロ以内では噴火による噴石などへの警戒を呼び掛けています。

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