「内閣府でさらに調査を」 伊調選手パワハラ問題[2018/04/07 11:46]

 日本レスリング協会が伊調馨選手に対するパワーハラスメントを認めて栄和人強化本部長が辞任した問題で、告発に関わった男性は「内閣府でさらに調査を進めてほしい」と訴えました。

 元日本代表コーチ・安達巧氏:「(調査結果は)完璧っていう内容ではなかったのかな。協会ぐるみのパワハラというのは事実なんですよね。それが栄監督だけ(辞任)でというのには少し疑問に思います」
 6日に第三者委員会は、栄氏による伊調選手と田南部力元コーチへのパワーハラスメントを一部、認めました。これを受けて栄氏は強化本部長を辞任し、協会は伊調選手らに謝罪する考えを明らかにしました。
 元日本代表コーチ・安達巧氏:「第三者委員会の結果が出たので、協会の幹部の方々も内閣府の調査、早急にヒアリングを受けて頂いて、調査の方を進めるようにお願いしたい」
 内閣府の公益認定等委員会への告発に関わった元日本代表コーチの安達氏は、パワーハラスメントに加えて協会の資金管理などについても内閣府に調査を求めるとしています。

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