原発事故巡り「津波想定超えてた」 東電社員が証言[2018/04/12 08:02]

 福島第一原発事故で強制起訴された東京電力の旧経営陣の裁判で、津波の高さを試算していた東電の社員が「津波は想定を超えるものだった」と証言しました。

 東電の元会長・勝俣恒久被告(78)ら3人は、第一原発が津波による浸水で爆発事故が発生する可能性を予見できたのに対策を怠り、死傷者を出した罪に問われています。11日の裁判では前の日に引き続き、予想される津波の高さを計算していた東電の社員が出廷し、国の専門機関による地震予測を踏まえた対策を進めなかったことについて「現在でも地震予測を取り入れるべきだったと思う」と話しました。そのうえで、実際に第一原発に到達した津波について「想定を超えるものだった」と証言をしました。