森友文書改ざん問題 地検特捜部が佐川氏を任意聴取[2018/04/24 05:50]

 学校法人「森友学園」への国有地売却についての文書改ざん問題で、大阪地検特捜部が佐川宣寿前国税庁長官から任意で事情を聴いていたことが分かりました。

 佐川氏を巡っては、国有地売却に関して財務省の文書を改ざんしたとして市民団体が公文書変造などの容疑で刑事告発し、大阪地検特捜部が捜査を進めています。その後の関係者への取材で、特捜部が23日までに佐川氏本人から任意で事情を聴いていたことが分かりました。改ざんの経緯や関与について事情を聴き、刑事責任を問えるか判断するとみられます。
 佐川宣寿前国税庁長官:「私が捜査対象であり、刑事訴追を受ける恐れがございますので、その点につきましては答弁を差し控えさせて頂きたい」
 財務省は、改ざんについて「佐川氏の国会答弁との整合性を取るためだった」と説明しています。

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