行政文書“黒塗り”PC操作で消える…ネットに流出も[2018/04/27 19:11]

 黒く塗り潰して隠したはずが、簡単に見られるようになっていました。

 法務省によりますと、入国審査について記した行政文書への情報公開請求に対し、入国管理局は審査の基準など公開しない詳細部分を黒く塗り潰す処理をしてこの文書をCD−ROMで開示しました。ところが、パソコンの操作で黒塗りが消せるようになっていて、未公開の情報が簡単に見られるようになっていたということです。インターネット上には黒塗り処理が外された文書が流出して問題となっていました。上川法務大臣は「職員の誤った取り扱いで、誠に遺憾」として、法務省は今後は複数の職員でチェックするとしています。

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