行員が書類改ざんか…告発状提出 シェアハウス問題[2018/05/23 09:32]

 シェアハウスの運営会社が経営破綻してオーナーに賃料が支払われなくなった問題で、銀行員などが書類を改ざんしたとしてオーナーの弁護団が警視庁に告発状を提出しました。

 シェアハウスの運営会社「スマートデイズ」は家賃保証付きのシェアハウスへの投資を募っていましたが、経営破綻したため、賃料が支払われなくなり、多くのオーナーが多額の借金を抱えています。融資を担当したのは静岡県のスルガ銀行で、弁護団によりますと、行員らが融資を受けられるようにオーナーが提出した書類の年収や残高などを改ざんしていたということです。弁護団はこれらが私文書偽造の疑いなどがあるとして22日、警視庁に告発状を提出しました。弁護団は「書類偽造があっていい加減な融資がされた。こういう融資の在り方は許されない。警察と引き続き協議していく」としています。

こちらも読まれています