特殊詐欺被害を防げ! 警視庁と警備業協会が協定[2018/06/01 23:32]

 増え続ける特殊詐欺の被害を防ぐため、警視庁は約1000社の警備会社が所属する東京都警備業協会との協定を締結しました。

 警視庁によりますと、今年に入ってから都内の銀行のATMなどで高齢者が振り込め詐欺にだまされそうになっているのを警備員が気付き、被害を未然に防いだ事例が13件あったということです。これを受けて警視庁は1日、約1000社の警備会社が加盟する東京都警備業協会と連携を強化するための協定を結びました。協定では、警備会社と契約している高齢者の家などを警備会社のスタッフが訪れた際に自動通話録音機の設置を提案することや高齢者がATMを操作している時に声を掛けることなどが盛り込まれています。警視庁は警備会社との連携を強化し、詐欺撲滅に向けて取り組んでいきたいとしています。

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