「国の責任感じ、謝罪考える時だ」 坂口元厚労大臣[2018/06/13 11:54]

 旧優生保護法のもと、不妊手術を強制されたとして宮城県の女性が国に損害賠償を求めた訴訟で、国が13日午後の口頭弁論で「救済のための法律を作る義務はなかった」と反論することが分かりました。今回の裁判では国の不作為責任が問われています。旧優生保護法について国会で答弁した坂口力元厚生労働大臣(84)が取材に応じ、「国の責任を感じ、謝罪を考える時だ」と話しました。

 坂口力元厚労大臣:「ハンセン病の場合にも、優生保護法の場合にも人権を無視してやっているということでは同じだと」
 2001年から約4年間、厚生労働大臣を務めた坂口氏は任期中、ハンセン病患者からの国家賠償訴訟で敗訴を受け入れ、隔離政策や不妊手術などの人権侵害を謝罪しました。2004年には国会で障害者などへの不妊手術について「実態調査などを行うべきではないか」と質問を受けて「考えていきたい」と答弁していました。
 坂口力元厚労大臣:「これは検討しなくてはいかんなと思ったことは事実。だけども、それを取り上げてこうしよう、ああしようというところまで話はなかなか進まなかった。責任を感じるだけではなくて、それに対する結論を出して皆さん方におわびをしていくかということを考える時に来ている」