路線価3年連続上昇 ニセコが上昇率4年連続1位[2018/07/02 11:51]

 国税庁が2日、相続税などの基準となる全国の路線価を公表し、外国人観光客に人気のスキーリゾート地・北海道のニセコが4年連続で上昇率トップになりました。

 国税庁が公表した1月1日現在の路線価は、全国平均で去年に比べて0.7%上がって3年連続で上昇しました。「ニセコ高原比羅夫線通り」は4年連続で全国で最も上昇率が高く、今年は88.2%上昇しました。
 都市未来総合研究所・平山重雄常務:「オーストラリアやニュージーランドの方から見ると地球の反対側で、彼らにとってみると夏真っ盛りのシーズンにこちらでスキーができる。札幌の市街地の住宅地の地価と同等水準まで上昇している」
 一方、全国で価格が最も高かったのは33年連続で東京・銀座の鳩居堂前でした。こちらは9.9%上がって1平方メートルあたり4432万円と、バブルの時の価格を去年に続いて上回って過去最高を更新しました。

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