水位は氾濫危険水位を超え 京都16万人超に避難指示[2018/07/06 11:47]

 各地で記録的な大雨になっています。京都府では16万人以上に避難指示が出されています。嵐山から報告です。

 (寺尾光洋記者報告)
 渡月橋は現在も通行止めが続いています。川の水位は依然として高い状態が続いていて、氾濫危険水位を超えています。橋桁から水面までの距離は一番、低い所では2メートルほどしかないように見えます。京都府では今回の大雨で河川の氾濫や土砂災害の危険が極めて高まっているとして、京都市や長岡京市、大山崎町の一部で16万人以上に避難指示が出されています。6日午前10時現在、京都府では約650人が近くの避難所などに避難しているということです。また、亀岡市では50代の女性が実家に避難するために車で外出したまま行方不明になっていることが分かりました。近くの川の中から女性の軽自動車が発見されましたが、車内に女性の姿はなく、警察と消防が行方を捜しています。また強く雨が降ってきました。今後、さらに厳重な警戒が必要です。

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