ATP賞授賞式 ドキュメンタリー部門でAbemaTVが入賞[2018/07/13 23:36]

 年に一度、優れたテレビ作品に贈られるATP賞の授賞式が開かれてグランプリが発表されました。AbemaTVの番組もドキュメンタリー部門で初めて入賞しました。

 ATP賞は番組の作り手側が選ぶ日本で唯一の賞で、今年はグランプリにドラマ部門の「連続ドラマWアキラとあきら」が選ばれました。池井戸潤さん原作の経済小説をWOWOWがドラマ化した作品です。向井理さんと斎藤工さんが名前は同じでも境遇が全く違う2人の銀行マンを熱演しました。また、ドキュメンタリー部門では、AbemaTVのニュースチャンネルで3月に配信された「Abema×GLOBE」の「野獣という名の列車をたどって」が奨励賞を受賞しました。中米のギャング組織から逃れるため「野獣」と呼ばれる列車に飛び乗り、命がけでアメリカの国境を目指す人々を描いた作品で、新聞記者が取材してテレビディレクターが制作、ネットで配信するという異色のコラボ番組です。ネット配信番組のドキュメンタリー部門での受賞は初めてで、メディアの枠を超えた新たな試みが評価されました。

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