オウム13人全員の死刑執行 東京拘置所前は物々しく[2018/07/26 10:30]

 オウム真理教の一連の事件で、法務省は元幹部で死刑が確定していた6人の死刑を執行しました。これで13人全員の死刑が執行されたことになります。今回、3人の死刑が執行された東京拘置所前から報告です。

 (社会部・前山裕一記者報告)
 こちらでは6日に松本智津夫元死刑囚ら3人の死刑が執行されてから警視庁による警備が強化されていて、26日も午前9時半ごろから警察官が出入り口に立つなど、物々しい状況が続いています。東京拘置所では朝、端本悟死刑囚、豊田亨死刑囚、広瀬健一死刑囚の刑が執行されました。名古屋拘置所と仙台拘置支所でも執行が行われ、オウム真理教の死刑囚13人全員の刑が執行されたことになります。短い期間に続いて死刑が執行されるのは極めて異例のことです。そして、こちらにはまだ松本元死刑囚の遺骨があります。本人が刑の執行前に口頭で刑務官に対して「四女」と話したことから、法務省は松本元死刑囚の四女に遺骨を引き渡すことにしています。四女の代理人は遺骨を粉状にして太平洋上で船から散骨する方針を示していますが、費用や手続きなどの面で国に支援を求めていて、今後どうなるかは決まっていません。一方、三女らの代理人は法務省に要求書を提出していて、松本元死刑囚の妻に引き渡すよう求めています。ある法務省幹部は「長期間にわたって東京拘置所で保管することになるのでは」と話しています。死刑囚13人全員の刑の執行は終わりましたが、公安当局は後継団体がいまだに松本元死刑囚の教義のもとにあるとみて、信者らの動向について引き続き警戒することにしています。

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