オウム真理教の元幹部6人の死刑執行を受けて、松本サリン事件の遺族が心境を語りました。
河野義行さん(68)は1994年に起きた松本サリン事件で自身も被害を受け、発生から14年後に意識不明のまま入院していた妻を亡くしました。死刑の執行を受けて河野さんは26日、愛知県豊橋市で会見しました。
河野義行さん:「死刑執行の直前、どんな気持ちだったのか気になる。これで自由になれると思って執行を受けたのか、恐怖で受けたのか心境を聞いてみたい気持ちはある。本当の真実は分からなくなった」
河野さんは死刑囚の何人かと面会もしていて、事件の再発防止を強く訴えています。
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