JR北海道が経営難 国が2年間で400億円の財政支援へ[2018/07/28 07:03]

 厳しい経営が続くJR北海道を巡り、国が2年間で400億円の財政支援を行うことを決めました。

 JR北海道・島田修社長:「2年間で目に見える成果を出すことが必要だと思っています」
 JR北海道は利用者の落ち込みや除雪費用などがかさみ、グループ全体の経常損益が2期連続で100億円を超える赤字に陥っていたため、国に支援を求めていました。これを受けて国は28日、来年度からの2年間で400億円の財政支援に応じることを決めました。そのうえで、法律に基づく「監督命令」を出し、経営再建に向けた監視を強めることにしました。JR北海道は今後、新たな観光列車などを地域に呼び込むなどして収益改善に取り組むとしています。

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