豪雨の傷癒えぬ被災地を横断　広島・岡山で避難指示[2018/07/29 10:01]

　現在、台風は西日本豪雨の被災地を横断しています。広島県や岡山県で避難指示が出されています。

　広島県内の全域には大雨・暴風警報が出されています。また、今後、土砂災害などが起きる恐れがあるとして、今月の豪雨災害で被害が出た地域などに避難指示が出されています。避難所は29日午前6時現在で540カ所、避難者数は4000人に上っています。岡山県では、西日本豪雨で大きな浸水被害を受けた倉敷市真備町の決壊した堤防8カ所のうち4カ所の応急工事がまだ終わっていません。真備町には避難指示が出されていて、自宅の復旧作業を中断して倉敷市全体で約2500人が小学校や公民館に避難しています。