豪雨の爪痕残る中避難 犠牲者多数の広島・熊野町[2018/07/29 11:48]

 台風12号は現在、広島県にあって、西日本豪雨の被災地やその周辺を直撃しながら西に進んでいます。西日本豪雨で12人が犠牲になった広島県熊野町では住民らが避難するなど、警戒が続いています。
 
 (及川桂司記者報告)
 熊野町では29日午前9時ごろから雨が降り始めました。今、雨は弱くなっていますが、強くなったり弱くなったりを繰り返しています。風はそれほど感じることはできません。豪雨災害で12人が亡くなった団地には台風の前から避難指示が出ていますので、今、人はいないとみられていますが、朝から消防団の車がパトロールして注意を呼び掛けていました。この地域では、何メートルもあるような大きな岩が流れてきたことが被害を拡大させた一因とも指摘されています。山の斜面は岩がむき出しになっている所もあります。熊野町では午前6時半に町全域の2万4000人に避難勧告を出しました。住民は不安そうな様子でこの台風の行方を見守っています。