鈴木長官「しっかり調査」ボクシング連盟 不正告発[2018/07/31 11:45]

 日本ボクシング連盟による助成金の不正流用などを元選手ら関係者333人が訴えていることについて、スポーツ庁の鈴木大地長官は関係機関と連携して事実関係を調査する意向を示しました。

 スポーツ庁・鈴木大地長官:「助成して受領した方から報告書頂くが、報告書の内容をしっかり調べていく」
 日本ボクシング連盟を巡っては、元選手ら関係者333人が選手への助成金の流用や試合の判定などで不正を重ねているなどとして、スポーツ庁やJOC(日本オリンピック委員会)などに告発状を出しています。鈴木長官は31日朝に報道陣の取材に応じ、助成金を交付するJSC(日本スポーツ振興センター)と連携して事実関係の調査を始める意向を示しました。一方、日本ボクシング連盟は「事実と異なる部分が多くある。JOCなどの判断を待って連盟としての方針、対策を講じていく」としています。

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