豊洲“安全宣言”受け 東京都が市場変更の認可申請[2018/08/02 13:08]

 東京都の小池知事が豊洲市場の安全宣言を行ったことを受けて、都は1日に農林水産大臣に対して市場変更の認可申請手続きを行いました。

 東京・江東区の豊洲市場を巡っては、地下空間に土壌汚染対策の盛り土がなかったことで都が追加の対策工事を行っていました。この工事が先月12日に完了して専門家会議が調査した結果、「科学的な安全性が確保された状態」と評価しました。これを受けて、小池知事が先月31日に「安全安心の市場として開場できる条件が整った」として、豊洲市場が安全であると宣言しました。都によりますと、1日午前10時すぎに職員が農水省を訪れて市場変更の認可申請の書類を提出したということです。1カ月前後で可否が判断される見込みです。都は10月6日に築地市場を閉場した後、業者らの大規模な引っ越しを行い、10月11日に豊洲市場を開場したいとしています。

こちらも読まれています