児童養護施設で育った大学生ら 厚労省で思い語る[2018/08/04 09:38]

 児童養護施設で育った大学生らが同じ境遇の子どもたちに「憧れの人を見つけて、将来の夢を持ってほしい」と呼び掛けました。

 青山学院大学1年・長谷真由子さん:「生活保護や施設で暮らす子どもたちが環境で制限されずに、夢に向かえるように。諦めず、努力して可能性は無限大、未来は自分で切り開けると気付いてほしい」
 児童養護施設で育った大学生や高校生8人は厚生労働省を訪れ、加藤勝信大臣を前に自らの施設での経験や大学進学への思いなどを語りました。そして、同じように施設で暮らす子どもたちに向けて「目標となる憧れの人を見つけて、将来の夢を持つきっかけをつかんでほしい」と呼び掛けました。加藤大臣は「次の世代のために、皆さんが新しいロールモデルとなることを期待しています」と話しました。

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