東京都の小池知事は、都が尖閣諸島の購入を目指して集めたままの寄付金について、衛星による監視システムの構築に充てることを提案しました。
小池知事:「14億円ほど多くの方々がそういう熱い思いで寄付をして頂いた。そのまま宙に浮いている。衛星で監視システムを作ると、こういったことに使うことが眠らせておくよりも心寄せて頂いた方々に応えることになるのではないか」
小池知事は20日、自身の支援団体のセミナーで講演し、石原元知事が都による尖閣諸島購入のためとして集めた寄付金について考えを示しました。また、「地方自治体の役目と国の安全保障はどこかで線を引くべきだ」と当時の石原氏の手法に批判的な見方を示しました。
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