富士山「吉田の火祭り」 秋の訪れ告げる風物詩[2018/08/27 05:58]

 富士山に秋の訪れを告げる風物詩です。

 富士山の麓、山梨県富士吉田市では、夏の登山の終わりと秋の紅葉シーズンの始まりを告げる「吉田の火祭り」が行われました。江戸時代から400年以上にわたって続く伝統行事で、この祭りは「鎮火祭」とも呼ばれ、富士山が噴火しないようにとの願いが込められているということです。登山道入り口の神社へと続く道沿いに並べられた高さ約3メートルの大たいまつや家ごとに井桁に組まれたたいまつにともされた火が町中を照らし、18万5000人の観客たちは幻想的な雰囲気に酔いしれていました。

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