肺がん死と被ばくの関連、労災認定 原発事故で作業[2018/09/05 09:36]

 福島第一原発の事故の後に緊急作業を行っていた50代の男性が肺がんで死亡し、労災が認められました。

 厚生労働省によりますと、東京電力の協力会社の50代の男性は1980年から2015年まで主に福島第一原発で働き、原発事故の直後には緊急作業も行っていました。被ばくした放射線量は合わせて195ミリシーベルトで、男性は2016年2月に肺がんが見つかり、その後に死亡しました。厚労省の専門家会議は先月、男性の肺がんと被ばくには関連があると判断し、労働基準監督署が労災を認めました。原発事故の収束作業を行った人でがんにかかって労災が認められたのは5人目で、肺がんでは初めてです。死亡後に認定されたのも初めてのケースとなります。