札幌市では崩落、陥没、液状化 1階が埋まった家も[2018/09/06 11:50]

 北海道で6日午前3時すぎ、最大震度6強を観測する地震がありました。大きな被害が出ている札幌市清田区の住宅街から報告です。

 (依田英将アナウンサー報告)
 バス通りから1本入った住宅街の道路。大規模に崩落、陥没、液状化現象が起きています。どこが元あった道路の高さなのか全く分からないほど大きな崩落が起きています。2軒の家が右に向かって傾いています。そこに1本、道路が走っていました。地震の直後、道路が崩落してその後、その道路の下にある水道管が破裂しました。そこから流れ出た水と崩落した道路、そして、液状化によって上がってきた土砂が堆積してバス通りを駆け下りていきました。オレンジ色のアパートも1階部分の駐車場が完全に土砂で埋もれてしまっています。清田区や隣の札幌市厚別区、約1万5000戸が断水をしています。札幌市水道局による給水活動も行われているということです。

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