1年間にがんと診断された人　全国で86万7000人[2018/09/15 00:00]

　2014年の1年間にがんと診断された人は全国で86万7000人に上ることが分かりました。

　国立がん研究センターによりますと、2014年に新たにがんと診断されたのは、男性が50万1000人、女性が36万6000人で、約86万7000人でした。前の年より2万人増えました。部位別では男性は胃がん、肺がん、大腸がんの順で多く、女性は乳がん、大腸がん、胃がんの順でした。胃がんは東北地方や日本海側などに集中している傾向があり、大腸がんは北海道や北陸、中国地方で多くなっています。また、今年新たにがんと診断される人は101万人になると予測しています。