水害時の避難場所に…マンションオーナーへ協力要請[2018/09/19 17:07]

 西日本豪雨を教訓に、警視庁は河川の堤防が決壊するなど大規模水害が発生した際に高い建物へ住民が避難できるようマンションのオーナーなどに避難先としての協力を呼び掛けました。

 警視庁によりますと、東京・足立区の綾瀬警察署管内は四方を川に囲まれ、約7割が海抜1メートル未満と平坦で西日本豪雨で大きな浸水被害を受けた岡山県真備町と似た地形だということです。豪雨などによって荒川などが氾濫した場合は、最大で5メートルほど浸水すると予測されている地域もあることから、警視庁は「命を守るクイック退避建物」として、住民が避難できるよう管内の5階建て以上のマンションなどのオーナーに協力を呼び掛けました。
 マンションのオーナー:「昔、小さい時に大水になったのも覚えてますし、少しでもお役に立てればと思って」
 警視庁が避難先としてマンションなどに協力を依頼するのは初めての試みで、151棟のオーナーが賛同して水害発生時には屋上や階段などを解放し、住民の避難ができるよう協力するということです。警視庁は今後も地域住民と協力し、災害に強い街づくりを目指すとしています。