仮想通貨の不正アクセスが急増 流出被害158件に[2018/09/20 11:04]

 今年の上半期のビットコインなどの仮想通貨の取引所などへの不正アクセス事件が158件に上り、去年の3倍のペースで増えていることが分かりました。

 警察庁によりますと、今年1月から6月までにビットコインやネムなどの仮想通貨の取引所などが不正なアクセスを受け、顧客の仮想通貨が流出する被害が158件に上りました。去年は51件なので、3倍のペースで増加しています。また、去年の被害額は2億円でしたが、今年は1月にコインチェックから約580億円相当の仮想通貨のネムが流出するなど、合わせて605億円となっています。警察庁は利用者に対し、基本的に誕生日など推測されやすいパスワードを設定しないよう呼び掛けています。

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