「講義だけでは…」と五輪組織委幹部もAED訓練[2018/09/21 09:40]

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に大会組織委員会で救命技術の講習が行われ、幹部らが除細動器を使った心肺蘇生に挑みました。

 観客らが心肺停止になるような事態に備えて用意されているAED(自動体外式除細動器)で職員が心肺蘇生をできるようにと組織委員会では20日に講習会が開かれ、武藤敏郎事務総長や室伏広治スポーツディレクターら幹部約30人が参加しました。
 大会組織委員会・武藤敏郎事務総長:「講義だけでは分かったようで、いざとなると応用が利かないということになりますのでね」
 組織委員会の職員は約2000人から大会までに8000人ほどに増える予定ですが、武藤事務総長は「全員に講習を受けさせたい」と話しています。

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