「コンソーシアム」って?カタカナ語8割超分からず[2018/09/25 17:00]

 文化庁による「国語調査」の結果が公表され、「カタカナ語」の意味が「分からずに困る」と感じる人が8割以上に上っていることが分かりました。

 国語に関する世論調査によりますと、「コンソーシアム」や「インバウンド」といった外来語や外国語などのカタカナ語について「意味が分からず困ることがあるか」という問いに対し、「ある」という回答が83.5%に上りました。5年前から約5ポイント増えました。日常生活でカタカナ語を交えて話したり書いたりしていることについては、35.6%が「どちらかというと好ましくないと感じる」と答えていて、「どちらかというと好ましいと感じる」の13.7%を大幅に上回りました。また、慣用句の意味では「檄(げき)を飛ばす」について、「元気のない者に刺激を与えて活気付けること」とした人は67%で、本来の意味とされる「自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を求めること」とした人は22%にとどまりました。「借金をなし崩しする」については、「なかったことにする」とした人は66%で、本来の意味とされる「少しずつ返していくこと」とした人は20%にとどまりました。

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