新潮社「新潮45」休刊へ 差別的表現などで批判受け[2018/09/26 05:55]

 性的少数者への差別的な表現などで批判を受けていた月刊誌「新潮45」について、出版元の新潮社が休刊を発表しました。

 新潮45を巡っては、いわゆるLGBTなど性的少数者を批判的に論じた杉田水脈衆議院議員の論文や論文を擁護する特集で批判が集まっていました。これに対し、新潮社は25日になって「深い反省の思いを込めて休刊を決断した」と発表しました。東京・新宿区の新潮社の前では25日夜、ネット上での呼び掛けに集まった人たち100人余りが抗議集会を開きました。
 参加者:「結局、何が悪かったのか、一体、誰の記事のどこが悪かったのか何も書いていない」
 新潮社は「限りなく廃刊に近い休刊」としていて、社長と編集担当役員の2人を減俸処分にしています。

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