東京医科大学 新学長に林由起子主任教授が就任へ[2018/09/26 23:32]

 汚職事件や不正入試問題が発覚した東京医科大学の新しい学長に決まった林由起子主任教授が就任のあいさつのため、文部科学省を訪れました。

 新しい学長に決まった林由起子主任教授:「こういう時期で悩みましたが、大学に新しい風を吹かせるという意味ではやりがいのあることではないかと。お受けすることにしました」
 林氏は、来月1日に東京医科大学として初めてになる女性学長に就任する見通しです。東京医科大では、文科省の支援事業を巡る汚職事件で前理事長と前学長が贈賄の罪で東京地検特捜部に在宅起訴されています。また、一般入試で女子や浪人を重ねている受験生が不利になる得点操作をしていたことも明らかになっていました。林氏は「問題が起きてしまう空気はあるので、どんどん改革して風通しの良い大学にしたい」などと話しました。

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