首都圏JR在来線の混乱続く 始発から運転見合わせ[2018/10/01 05:51]

 JR東日本は、首都圏のすべての在来線で始発から運転を見合わせて安全確認をしています。JR新宿駅前から報告です。

 (社会部・松井康真記者報告)
 台風の影響が大きく残りました。JR東日本は、首都圏を走る在来線、全線で始発から運転を見合わせています。これは台風の影響で線路に何かが倒れ込んでいたり、飛来物がないかなどの確認のためです。始発電車にあたる車両をお客さんを乗せずに徐行運転で現在、走らせて安全確認中です。そして、安全が取れた路線から運転を再開するという予定になっていますが、山手線はまだ運転再開のめどが立っていません。一方で、中央・総武線は高尾行きが動き始めました。これが新宿駅発着で初めて動いた車両です。東京行きは、まだめどが立っていない状況です。また、私鉄各線は京王線は線路に支障物があったことが分かり、つつじケ丘から京王新宿などで運転見合わせなど大幅なダイヤの乱れが出ています。小田急線も特急ロマンスカーがしばらく運転を見合わせる形になっています。各鉄道会社のホームページなどで詳しい情報を確認して下さい。
 空の便も台風の影響が続いています。羽田空港や伊丹空港を発着する便を中心に日本航空は85便、全日空は98便の欠航を決めていて、合わせて2万4490人余りに影響が出ています。

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