北海道地震から1カ月 依然続く余震と避難生活[2018/10/06 11:47]

 41人が亡くなった北海道の地震は発生から6日で1カ月です。被災地の北海道厚真町は台風25号の影響で大雨が心配されていて、まもなく避難勧告が出される見通しです。

 (依田英将アナウンサー報告)
 先月6日の地震で、土砂崩れなどで36人が亡くなった厚真町の役場前です。6日午前9時すぎ、防災無線で町長が町民らに対し、地震発災1カ月のメッセージを流しました。そして、役場の前には犠牲者を追悼する献花台が設けられています。朝から多くの人が献花に訪れています。
 厚真町民:「きのうみたいに思えて、大きい地震がまた来たら困る」「毎日ビクビクしていますね。ちょっとした揺れにも敏感。揺れてないのに揺れていると感じる」
 厚真町・宮坂尚市朗町長:「町民の皆様の心を結集して、必ずや復旧復興を果たして参りたい」
 7日にかけ台風の接近に伴い、被災地では大雨の予報が出ています。厚真町では6日午後4時をめどに一部の地域に避難勧告が出される予定です。現在も北海道は余震が続いています。いまだ400人以上が避難生活を余儀なくされています。地震から1カ月、不安な生活は続いています。

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