加計理事長「勇み足」 会見で総理との面談を否定[2018/10/08 00:46]

 加計学園の加計孝太郎理事長が愛媛県今治市で会見し、獣医学部開設に関する安倍総理大臣との事前の面談について改めて否定しました。

 加計学園・加計孝太郎理事長:「覚えてないし、記録もないわけですから。記録がないということは(安倍総理と)会ってないと思います」
 加計理事長は、獣医学部の計画について愛媛県の記録にある2015年2月の安倍総理との面談を改めて否定しました。今回の会見は加計理事長が6月に地元メディアに限定して会見を開いたことから、愛媛県側が再度、オープンな場での会見を求めたことで実現したものです。加計理事長は、加計学園が愛媛県側に「総理と面談した」と虚偽の説明をしていたことについては、職員の「勇み足」だったと釈明しました。
 加計学園・加計孝太郎理事長:「常務の方が勇み足をしたといいますか、事を前に進めるためにあのような誤解を招くようなことを申し上げた」
 そして、今回の会見を受けて獣医学部のある今治市の菅良二市長は次のように述べました。
 今治市・菅良二市長:「もちろん、虚偽は絶対いけません。厳しく叱責も致しましたけれども、あの時点では必死の思いがああいう発言になったのかなと」

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