外国人労働者の“永住”可能に…新在留資格を検討[2018/10/11 18:43]

 外国人労働者の受け入れ拡大に向けて、政府は熟練した技能を持つと認めた外国人労働者には日本での永住が可能となる在留資格を与えることを検討していることが分かりました。

 政府は来年4月に新たな在留資格の導入を目指していて、外国人労働者の受け入れ拡大につなげたいとしています。法務省によりますと、新たに設けるのは2種類の在留資格です。日本語と技能の試験に合格した外国人労働者に与えられる資格には最長5年の在留期間が認められるほか、より難しい試験に合格し、熟練した技能を持つと認められた外国人労働者には期間に上限がない在留資格が与えられ、事実上、日本での永住が認められることになります。政府は、24日にも召集される臨時国会に新たな制度の内容を盛り込んだ法改正案を提出する予定です。

こちらも読まれています