燃料取り出し遅延問題 東芝関連会社社長が謝罪[2018/10/16 09:42]

 福島第一原発3号機の使用済み燃料の取り出しが機器のトラブルなどから遅れている問題で、受注元の東芝の関連会社社長が謝罪しました。

 東芝エネルギーシステムズ・畠沢守社長:「この度は弊社が納入致しました3号機燃料取り出し移送設備におきまして度重なる不具合が生じており、心からおわび申し上げます」
 福島第一原発3号機の使用済み燃料を巡ってはクレーンや機器、ケーブルの不具合から取り出しが遅れています。東京電力は燃料取り出し開始を来月から来年2月以降に変更するとしていて、廃炉工程が大幅に遅れる可能性もあります。15日の検討会で規制委側は東電と東芝の関連会社に対し、原因の究明と再発防止策を早急に取りまとめて報告するよう求めました。

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